やさしい照明で目が安らぎ、素晴らしいスピーカーで耳が安らぎ、おいしい夕食で口が安らぐと、次に欲しいものは香りである。そんなわけで、より過ごしやすく家にこもれるようにアロマ・キャンドルを購入した。
購入したのは Molton Brown Naran Ji Aircandela で、オレンジを中心に様々なスパイスが香るシトラス系。とは言えはじけるようなさわやかさではなく、オレンジの甘さをほんのり感じる冬にも合う暖かみのある香りだ。キャンドルということもあってやさしくノーブルに香るところも良い。
ちなみに Naran Ji と悩んだのは Diptyque Baies。Diptyqueと言えばアロマ・キャンドルの定番であり、Baiesと言えばDiptyqueの定番であるが、やはり定番になるだけあってフルーティでフローラルなこの香りもとても良い。
で、部屋が香ると今度は自分も香らないと物足りなくなってきたので Frédéric Malle L’eau d’Hiver(冬の水)を購入。水というからマリン系なのかと思いきや、トップはベルガモットで、ミドルにヘリオトロープ / アイリス / アンジェリーク、ベースにキャラメルとハニー。ただ、フローラル系なのかというとそんなこともなく、透明で軽いオリエンタル系で、まさに名前どおりといったところだろう。
ちなみに比較したのは Le Labo Vanille 44、L’Artisan Parfumeur Dzongkha などの冬っぽいやつ。
すれ違って一呼吸あとぐらいに女性の香水がほんのり香るのはぐっとくるけど、ボクは男なのでさらにもう少し弱く。ということで、この時期なら腰の両側の肌に直接ハーフかワンプッシュずつして、手首を腰にちょんちょんと当てて香りを移すのが標準的なやり方。肌が露出している部分や服の表側につけないことで強く香らせないで、もうちょっと薄着になったら腰ではなく太ももの内側やアキレス腱といったようにだんだんと場所を下げていく。
メーカー | Molton Brown |
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製品 | Naran Ji Aircandela |
購入場所 | モルトンブラウン 新丸ビル店 |
価格 | 12,600円 |
メーカー | Frédéric Malle |
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製品 | L’eau d’Hiver 100mL |
購入場所 | 伊勢丹 新宿店 |
価格 | 22,050円(–2,205円会員優待) |